BTOパソコンとは?
BTOという意味をご存じだろうか?BTOはBuild to Orderの頭文字を取った言葉である。Build to Orderはお客から注文を受けてから組み立てを行うという、いわゆる受注生産のことである。
自転車やバイク、住宅などさまざまな商品がこのBTOという生産方式を行っている。そしてこのBTOはパソコン業界でも行われている。
BTOパソコンを扱っている会社はみなさんもよくご存じだと思われる大手メーカー(NEC、富士通、ソニーなど)から通販による直販を中心に販売しているいわゆる直販メーカー(デル、マウスコンピューター、エプソンダイレクトなど)、そしてPC専門店やパーツショップが独自で行っているショップブランドのパソコンもBTOに対応しているものが多い(ドスパラ、パソコン工房など)。
実は班長も5年前パソコンを買い替えたときにBTOでパソコンを購入した。当時はBTOという言葉は知らず、自分でカスタマイズできるパソコンと知人から勧められ、恐る恐る購入したことを覚えている。なぜ班長が「恐る恐る購入した」のかは後半でお話するとしよう。
BTOパソコンの購入の流れ
さてこのBTOパソコン、いったいどのように購入するのだろうか。一連の流れを追ってみたい。
1.オンライン上で自分の好みでカスタマイズし注文。
カスタマイズの内容はメーカー製、ショップブランド系で異なるが、基本的にCPUのスペックやメモリー・ハードディスクの容量、ディスプレイの有無などを選択する。
2.注文を受けたメーカーやショップがパソコンを組み立て出荷する。
お客から注文を受けてからメーカーやショップはパソコンの組み立てに入る。正に受注生産である。
たまにこのようなカスタマイズするパソコンは部品だけ送られてきて自分で組み立てなければいけないと思っている人もいるようだが、組み立てはすべてメーカーやショップがやってくれるのでそのような心配はない。
3.しっかりと梱包され自宅に届く。
BTOパソコンの購入の流れとしてはこのような感じで終了する。非常にシンプルである。
カスタマイズというと妙に顕著してしまうところがあるが、かなり簡単に注文できてしまう。
詳しい注文方法は【班長のパソコン購入体験記】カテゴリーの「マウスコンピューターでの購入手順」で画像を使って実際に注文している様子を掲載してあるのでご覧いただきたい。
BTOパソコンのメリットとデメリット
さてBTOパソコンの概要はわかったが、そのメリットやデメリットというのはどのようなものがあるのだろうか。
それではまずBTOパソコンのメリットから考えてみよう。
BTOパソコンのメリット
- 1.自分の好みに合わせてパソコンをカスタマイズできる。
- 2.同じくらいのスペックのパソコンで比べると店頭で販売しているパソコンより安く購入することができる。
- 3.今持っているディスプレイを再利用できる。
- 4.オンライン上での注文なので店頭に行く必要がない。
- 5.必要のないソフトが付属していない。
このようなことがBTOパソコンのメリットといえる。
では1番目から順に詳しくみてみよう。
1番目の自分の好みに合わせてパソコンをカスタマイズできる。これは言うまでもなくBTOパソコンの最大のメリットといえる。
例えばCPUはもう一つ下のランクでいいんだけど、ハードディスクの容量がもう少しあるパソコンがほしいとか、ハードディスクの容量はもう少し減らしてメモリーの容量をもう少し増やしたいというカスタマイズはBTOパソコンでは可能ということだ。店頭販売のメーカー製パソコンでは確実に不可能なことである。
2番目の同じくらいのスペックのパソコンで比べると店頭で販売しているパソコンよりも安く購入することができる。これは流通コストの削減(店舗を持たない、人件費削減できる)や後述するが自分が必要としないソフトがプレインストールされていないなどということからBTOパソコンは価格を抑えて購入することが可能なのである。
3番目の今持っているパソコンのパーツを再利用できる。BTOパソコンではPC本体のみで購入可能なので、端子があえば今使っているディスプレイを再利用できる。ディスプレイはぜんぜん使える状態だったらその分コストダウン出来るということだ。
もちろんノートパソコンや一体型のデスクトップパソコン、またメーカー独自の規格の端子を使っているものでは再利用はできない。購入前に自分の持っているディスプレイは接続できるのかということをチェックしておくことが必要だ。
4番目のオンライン上での注文なので店頭に行く必要がない。住んでいるところの近くに家電量販店などがある場合ならともかく、家から何時間もかけて行かなければ電気屋さんがないという方にはオンライン上での買い物はとても便利なものである。
これはパソコンだけでなく、さまざまな商品に言えることだ。まったくもってインターネット様々である。
5番目の必要のないソフトが付属していない。家電量販店などでパソコンを購入すると、そのパソコンの中に強制的に入っているソフトがある。
また使う人には便利だと思うが、使わない人にはただただ邪魔な機能まで入っていたりする。いろいろなソフトが入っているとお得なような気がするが、大抵は使わないものばかりだ。そのソフト達は無料でいただいているのではなく、購入するときの支払う料金の中に含まれているということを忘れないでほしい。
さて次にBTOパソコンのデメリットについて考えてみたい。
BTOパソコンのデメリット
- 1.
- 2.
- 3.
- 4.
- 5.
これらのことがBTOパソコンのデメリットといえる。
こちらも1番目から順に詳しく見てみることにする。
1番目の「実際の商品そのものを見たり触ったりすることができない。」これがBTOパソコンの最大のデメリットのように思う。特にデザイン性にこだわる方にはパソコンの画面上だけで決めるのはなにかと不安があると思う。私はまったく気にならないが・・・。
それからディスプレイにしても、実際にどのような映りなのかも確かめたいと思うのが人情だと思う。またキーボードなども自分には使いづらいと思った時、デスクトップパソコンなら最悪交換してしまうということは可能だがノートパソコンのBTOの場合、キーボードが打ちずらいなど自分に合わない場合でもPC本体と一体になっているため交換するということが出来ない。
このあたりは少し慎重にならなければいけないところだ。
ただ、現状で販売されているBTOパソコン(ノートパソコンも含む)でキーボードが極端に使いづらいということは聞かないし、ディスプレイにしても、粗悪な商品を売り付けるという会社もまずないと思っていいだろう。最低でもこのサイトで紹介しているBTOパソコンを扱っている会社に限っては安心して大丈夫だと思います。
2番目の「サポート面での不安。」サポート面。これが私が一番最初にBTOパソコンを購入したときに躊躇したところである。
不具合が出た時、実際に店頭に行って店員に話すことができれば安心感があるが、BTOパソコンの場合、サポートがほとんど電話かメールになる。
いろいろな口コミ情報などをみているとどこどこの会社はサポートが悪い、電話が繋がらないなどそのようなことばかり書いてあったので、これはサポート体制はあてにならないのかも・・・なんて思った。
しかし、購入前相談ということで電話をかけ、いろいろな相談をしてもとても親切に対応してくれたので、噂ほど対応悪くないじゃんと思い、購入に至った。
その後、パソコンに不具合が出た時も、確かに時間帯によっては電話が通じ難いというのは確かだが、対応はとても親切で、すべて普通に解決した。
まぁすべてのメーカーでサポートを試したことがないので、BTOパソコンを扱っているすべての会社でサポート体制は大丈夫!!と太鼓判を押すことはできないが、このメーカーでBTOパソコンを購入しようと思ったらとりあえず購入前相談の電話をすることをお勧めする。そこでどのような対応をするのか自分自身で確かめるのが一番確かだと私は思う。
3番目の「受注生産なので、購入から納品までに時間がかかる。」店頭販売ならば在庫があればその場で持ちかえってその日からパソコンを使うことができるが、BTOパソコンの場合は注文を受けて初めて組み立てに入る。なのでどうしても納期までには時間がかかってしまう。おおよその納期はだいたい2週間~3週間くらいだ。
4番目の「カスタマイズして購入するのである程度ハード面の知識が必要。」ショップブランド系で購入するようなより専門的でマニアックなBTOパソコンは別として、メーカー製のBTOパソコンなら自分の利用するパソコンで必要なCPU、メモリーの容量、ハードディスクの容量、このくらいの知識は必要だ。
ただこれも購入前相談できめ細かく教えてくる。このくらいの相談でめんどくさそうな対応をするような会社だったら、まず不具合が出た時にちゃんとした対応をしてくれないと思ってもいいと思う。
5番目の「オンライン上での注文なので信用できるかという不安。」これはどのようなインターネットショッピングでも不安になる方は少なくないだろう。ましてやパソコンというある程度高額な商品であればなおさらのことだと思う。
私の周りのオンライン上でショッピングをしたことをない方のほとんどは不安に思っているような感じがする。私自信はガンガンインターネットで買い物をしている。それもほとんどカード支払いで。
インターネットでの買い物できるショップをすべて安心だと断定はできないが、私自身は今まで買い物をしてきて一度もトラブルにあったことはない。もちろんそれは信頼できるようなショップで買い物をしているからだ。いや、ヤフオクで個人での売買もしたこともある。
もし、銀行振り込みやカード支払いのように先払いに抵抗があるようだったらほとんどの会社では代金引換便もあるのでそのような支払い方法を選ぶのが無難だと思う。もちろん代金引換手数料というのは別途発生してしまうが。
以上がBTOパソコンのデメリットの部分である。
まとめ
BTOパソコンについての概要、メリット・デメリットについていろいろ書いてきた。班長的にはこのBTOというのはパソコンを購入するのにすごくお勧めの購入方法である。もちろんデメリットの部分もあるが、デメリットの部分を考えてもメリットの方が私的には大きい。
ていうか私はもうBTOパソコン以外は買うことはないと思う。店頭でもカスタマイズができ、値段的にもオンラインと同じくらいにならない限りは。
一番BTOという購入方法が向いているのは、ある程度自分の欲しいスペックのパソコンを知っていて、インターネットショッピングにも慣れている2台目以降のパソコン購入を考えている方だろう。1台目のパソコンの使わなかった部分を削ぎ落とす感じでカスタマイズすればいいだけだからだ。
私の周りのパソコン買い替えを考えている方にもBTOパソコンを勧めている。すでに何人かはBTOパソコンでの購入を考え始めている。
パソコンの購入を感がているのであれば、いろいろな家電量販店を周って探すという購入方法以外にもBTOという購入方法もぜひ考慮していただきたいと切に思う今日この頃である。
関連ページ
- ノートパソコンとデスクトップ、どっちを買うべきか?
- 家電量販店で購入するパソコンは安心感があるが・・・
- 自作パソコンは安いイメージがあるが実は・・・
- 中古パソコンを安易に買うのは危険!?
- 各パソコン購入方法の特徴比較をしてみた。
- 一番賢いパソコン購入方法はズバリこれだ!!











